メインコンテンツへ

7F デザインコレクション

その​他美術

デザインコレクション

デザインコレクションとは

デザインコレクションは​1955年、​日本デザインコミッティーと​松屋が​立ち上げた​セレクトショップの​草分け的存在です。​2011年8月に​リニューアルオープン。​店舗内装は​深澤直人、​照明を​面出薫、​グラフィックスを​佐藤卓が​担当しました。​デザインコレクションの​商品は、​すべて​日本デザインコミッティーの​メンバーの​審美眼に​より​選び抜かれた​ものばかり。​商品の​デザインを​より​理解いただきた​いため、​すべての​商品に​メンバーに​よる​解説コメントが​ついています。
また​デザイン書棚の​コーナーでは、​デザイン、​アート関連の​書籍の​ほか、​ギャラリーとも​連動し、​展覧会に​関連する​カタログ、​書籍なども​販売しております。

デザインコレクションに​ついて​ ↓

VIRTUAL STORE

デザインコレクションを​360度見渡せる​3D​空間で​再現。
一部​商品は​こちらから​ご購入いただけます。

VIRTUAL STORE

今月の​リコメンド

ルカーノ ツーステップ 踏台 白
16,500円​(税込)


押し出し成形の​アルミ脚と​ABS樹脂からなる​ステップで​堅牢であり、​畳んだ​ときに​自立する。​本体​断面を​三角に​する​ことで​スリムに​見せ、​軽さを​表現し、​ジョイントを​内側に​入れる​配慮など、​ノイズの​少ない​外観を​持ち、​シンプルで​美しい​佇まいの​ある​脚立である。

川上元美

※画像は​イメージです。

デザインコレクションに​ついて

1955年、​日本で​初めての​グッドデザイン運動の​場と​して、​デザインコレクションは​スタートしました。
ひとつ​ひとつの​デザインには​思想が​あり、​物語が​あります。
それらを​ていねいに​辿ってゆく​ことで、​私たちは​ものに​貯えられてきた​人間の​知恵や​伝統文化、​さらには​暮らしの​未来に​触れる​ことができるのです。
日本デザインコミッティーは​1953年の​発足以来、​デザインの​あらゆる​分野から​メンバーを​集めて​活動を​続けて​来ました。
選定を​続けてきた​デザインコレクションは​その​活動の​重要な​成果の​ひとつです。
形や​素材、​その機能やた​たずまいに​はじまり、​暮らしの​歴史を​通して​それらが​どんな​役割を​果たして​来たか、​また​新たな​デザインの​成果が、​私たちの​暮らしや​生活環境に​どのような​喜びや​覚醒を​もたらせてくれるのか。
私たちは​デザインの​実践者と​して、​選定品を​通して、​ものに​託された​思想と​物語を​みなさんに​お伝えしていきたいと​考えています。

デザインコレクションの​さらに​詳しい​活動内容は、​日本デザインコミッティーの​WEBサイトで​ご紹介しています。
日本デザインコミッティー

Photo by Yoshihiko Ueda
日本デザインコミッティーメンバー

2011年8月に​リニューアルオープンした​デザインコレクション

佐藤晃一が​デザインを​担当したイメージ​ポスター

日本デザインコミッティーメンバー

粟辻美早 グラフィックデザイナー

深澤直人 プロダクトデザイナー

原 研哉 グラフィックデザイナー

平野敬子 デザイナー

色部​義昭 グラフィックデザイナー

伊藤隆道 造形家

岩崎一郎 プロダクトデザイナー

川上元美 デザイナー

喜多俊之 プロダクトデザイナー

北川原温 建築家

小泉 誠 家具デザイナー

隈 研吾 建築家

黒川雅之 建築家・プロダクトデザイナー

松永 真 グラフィックデザイナー

面出 薫 照明デザイナー

三澤 遥 デザイナー

三谷龍二 木工作家

永井一史 アートディレクター

永井一正 グラフィックデザイナー

内藤 廣 建築家

中村勇吾 インターフェースデザイナー

新見 隆 キュレーター

佐藤 卓 グラフィックデザイナー

妹島和世 建築家

柴田文江 プロダクトデザイナー

須藤玲子 テキスタイルデザイナー

鈴木 元 プロダクトデザイナー

鈴木康​広 アーティスト

田川欣哉 デザインエンジニア

田中俊行 空間デザイナー

山中俊治 デザインエンジニア

新デザインコレクションの​店舗および​ギャラリーの​デザインコンセプトに​ついて

デザインコレクションは​2011年8月に​リニューアルオープン。​メンバーが​携わった​デザインの​コンセプトを​ご紹介します。

■深澤直人 プロダクトデザイナー
 (全体​構想を​担当)

松屋銀座7階に​新しく​生まれ変わる​デザインコレクションは、​「あ​そこに​行けばいい​デザインに​巡り会える」と​いう​人々の​期待に​応える​ものでなければなりません。​それは​目新しい​デザインが​あると​いうよりも、​むしろ​今まで​変わらず愛され続けてきたすばらしい​デザインの​定番が​あり、​さらに​新しく​生まれた​新鮮で​刺激的な​デザインも​ある。​その​両方を​兼ね備えた場であるべきだと​考えました。​素晴らしい​デザインの​ものが​主役と​なるべき場を​目指し、​できるだけシンプルに​そして​落ち着いた​空間の​デザインを​試みました。
お店と​いうよりも​閲覧室的な​雰囲気と、​リビングルーム的イメージを​出すために、​ディーター・ラムスの​デザインした​スチール棚、​Vitsoeを​展示台と​して​用いました。​空間の​要素と​しては、​全体を​囲む透明な​ガラス壁と、​落ち着いた​木質の​壁と​柱、​そして​レジの​背面には​朽ちた​レンガに​厚めの​塗装を​施した​壁を​用いました。​デザインコレクションの​お店と​デザインギャラリーを​繋ぐ​場に​書棚を​置き、​人が​集まって​語り合える​広​場的​空間を​設けました。​ デザインファンが​じっくりと​よい​デザインを​堪能できる​落ち着いた​場所が​銀座の​真ん中に​ある。​そんな​誰もが​真っ先に​思い描く​老舗を​目指します。

■佐藤晃一 ​グラフィックデザイナー
 (イメージ​ポスターの​デザインを​担当)

「GOOD DESIGN」・​「いい​デザイン」を​合言葉に、​2種の​ポスターを​デザインしました。​数点の​ラフスケッチを​松屋と​コミッティーの​会合の​席で​見て​もらい、​双方の​意見を​出し合いながら、​ほとんど​その​場で​まとめられた​イメージです。
私たちデザインコミッティーの​活動には、​その​根底に​モダンデザインの​思想が​流れています。​古くて​新しい​その​モダニズムの​普遍的な​良さと​美しさを、​ストレートに​表現しました。​モダニズムの​概念を​柔らかく​自由に​とらえ、​あくまでも​ヒューマンで​たのしい​ものと​考える​ことで、​松屋の​理念との​相乗効果を​期待しています。​ 結果と​して、​いかにも​ギンザらしい​モダンさと​レトロ感が​出ているかと​思います。

■佐藤 卓 グラフィックデザイナー
 (売場内の​グラフィック​表記を​担当)

新しい​デザインコレクションの​売り場には、​ひとつ​ひとつの​製品に​デザインコミッティーの​メンバーが​書いた​コメントが​付きます。​これを​読むことで、​その​製品の​デザインに​ついての​理解が​より​深まる​ことでしょう。​まさに​製品を​購入できる​生活デザインミュージアムのような​場です。​デザインギャラリー外側の​壁には、​今まで​開催された​全ての​展覧会タイトルが​表示されています。​この​タイトルを​遡っていくと、​デザインコミッティーが​半世紀以上に​渡って​その​時々、​どのような​事に​注目してきたかが​分かります。​売り場は​トークショーの​開催や​季節ごとの​提案など、​今までの​静的な​売り場から​今後は​もっと​動的な​売り場に​変わっていきます。

■面出 薫 照明デザイナー
 (売場内の​照明計画を​担当)

新しく​生まれ変わる​デザインコレクションの​環境が、​これから​20年ぐらいは​陳腐化しない​ものに​したいと​考えました。​タイムレスな​光環境。​それを​目指すには​奇を​てらわずに​日常感覚で​誰にも​受け​入れやすい​優しい​光に​すべきです。
先ずは​省エネの​救世主と​でも​いうべき新光源LEDを​多用しました。​そして​展示棚が​置かれる​中央部には、​スーパーアンビエント・ライト(超間接照明)を​採用しました。​これは​展示棚上部に​設置した​照明器具から​天井に​向けて​光を​照射し、​白い​天井を​反射する​拡散光で​棚下にも​影の​出にくい光環境を​期待した​ものです。​普通の​天井からの​ダウンライトや​スポットライトでは、​展示棚に​よって​光が​蹴られ不必要な​陰影が​棚下の​商品展示を​困らせます。​通常では​それを​防ぐ​ために​棚下照明を​入れたりスポットライトを​追加したりするのですが、​それらの​小細工を​辞めて​屋外の​天​空光のような​自然な​光を​作ったのです。​光の​色も​暖か​過ぎず​冷た​過ぎない​中間的な​色温度を​狙いました。