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森さんちに、​おじゃましました​ “北欧” 経由、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアvol.25

はじめまして。​北欧の​旅や​暮らしの​情報を​発信している​森百合子と​申します。​北欧の​国々を​旅するようになって​15年ほどが​経ち、​わが​家には​布や​食器など​北欧モノが​増え、​旅先では​部屋づくりや​暮らしに​役立つヒントにも​たくさん​出会いました。​これから​月に​1回ほどの​ペースで、​わが​家で​取り入れている​北欧経由の​暮らしの​アイデアを​ご紹介していきたいと​思います。​どうぞよろしく​お願い​いたします。

冬の​おもてなしの​コツ

今年の​秋は​だいぶ暖かいなと​思っていた​矢先、​ぐっと​冷え込むようになりました。​冬が​近づくと​グラタンや​オーブン料理が​恋しくなりますよね。​今回は​おもてなしの​テーブルでも​喜ばれる、​北欧を​代表する​オーブン料理の​レシピを​ご紹介します。

「ヤンソンの​誘惑」

【材料 約4〜6名分】

じゃが​いも​ ​大きめ5~6個

たまねぎ 1/2個

アンチョビ 7~8切れ

生クリーム 1パック​(200ml)

砂糖 小さじ1

バター 適宜

パン粉 適宜

1. オーブンを​200度に​温めて​おく。​みじん​切りに​した​玉ねぎを、​塩こしょう、​バターで​色づくまで​炒める。

2. じゃが​いもは​細長く​棒状に​切る。​アンチョビも​ざっくりと​刻んで​おく。

3. 耐熱皿に​じゃが​い​もの​1/3を​敷き、​たまねぎと​アンチョビを​半量散らす。​じゃが​い​もの​1/3、​残りの​たまねぎと​アンチョビを​敷いたら、​最後に​じゃが​いもで​表面を​覆う。

4. 生クリームを​まわしかける。​(さっぱりした​味が​好みの​場合は、​生クリーム100ml+牛乳100mlでも​おいしく​できます。​)

5. お好みで​バターを​ちぎって​落とし、​パン粉を​ふりかけて​200度で​40分​ほど​焼く。

スウェーデンの​伝統料理​「ヤンソンの​誘惑」は、​名前の​ユニークさも​あってか北欧料理の​なかでも​よく​知られる​レシピ。​ビュッフェテーブルでも​おなじみの​味です。​メインの​食材​はじゃが​いもと​アンチョビ。​よく​ある​組み合わせなのですが、​ヤンソンならではの​ポイントが​2つあります。​ひとつ​はじゃが​い​もの​切り方で、​スライスではなく​細長く​切るのです。​スウェーデンの​友人いわく​「細長くないと​ヤンソンじゃない」そうです。

もう​ひとつの​ポイントは​甘さ。​日本で​アンチョビと​いうと​塩漬けが​一般的ですが、​「ヤンソンの​誘惑」に​使う​スウェーデンの​アンチョビは​甘いのです。

こちらが​スウェーデンの​スーパーマーケットで​売っている​アンチョビ缶。​漬け汁には​砂糖や​スパイスが​使われています。​ちなみに​アンチョビと​いえば​普通は​カタクチイワシを​塩漬けに​した​ものですが、​スウェーデンの​アンチョビ缶に​使われているのは​ニシンの​一種。

本場の​レシピでは、​この​アンチョビ缶の​漬け汁も​一緒に​まわしかけるので、​甘みの​ある​味わいに​仕上がります。​ですので、​日本の​アンチョビを​使う​場合には、​砂糖か​ハチミツを​小さじ​1ほど​足して​甘さを​加えています。

家族や​仲間と​集う​機会も​増える​この​時期は、​楽しみな​一方で​忙しさに​追い回される​時期でもありますよね。​「さあ​何を​作ろう。​どうしよう」と​頭を​悩ませずに​すむ、​「とりあえず、​これ作ろう」の​レシピが​あると​幾分、​気持ちが​ラクに​なります。​簡単ながら​「北欧伝統の​味だよ!」と​出すと​喜ばれますし、​この​時期は​やっぱり​オーブン料理や​煮込み料理が​食卓に​一品あると、​ほっとしますしね。​わが​家の​ホームパーティは​持ち寄りに​する​ことが​多いのですが、​ヤンソンや​煮込みを​一品​ひと​まず​作って、​友人たちに​パンや​おつまみを​お願いして、​余裕が​あれば​あと​一品……​くらいの​気持ちで​手軽に​集うように​しています。​あとは​お酒とおしゃべりで​楽しく​過ごせれば​いいよね!と。

そして​ヤンソンさん、​アンチョビを​使っているからか​白い​ごはんにも​意外と​合うのです。​ドリア風に、​残った​ヤンソンを​食べるのは​パーティ翌日の​秘かな​楽しみ。​北欧からきた​「これさえ​あれば」の​レシピ。​パーティシーズンに​ぜひいかがでしょう。

「ヤンソンの​誘惑」との​ペアリングで​ホッと​安らぐ​ディナーを。

地下1階(上)​グルマルシェ ヴァン/​(下)​チーズ王国

ホクホクとした​「ヤンソンの​誘惑」との​ペアリングには​ワインが​おすすめ。​「今夜の​家飲みワイン」に​出合える​「グルマルシェ ヴァン」では、​知識豊富な​クルーが​皆さんの​今の​気分や​お料理に​合わせた​ワイン探しの​お手伝いを​します。​おつまみは、​近くの​<チーズ王国>で。​150種類以上の​チーズから、​毎日​切りたてを​ご用意しています。​準備が​できたら、​気の​置けない​ご友人の​方々との​時間を​お楽しみください!

バックナンバー

森さんが​教えてくださった、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアは​他にも​たくさん!

vol.23​「部屋を​心地よく​する​理由」

詳しくは​こちら

vol.22​「休みの​あとの、​やる​気スイッチ」

詳しくは​こちら

vol.21​「理想の​夏を​過ごしたい」

詳しくは​こちら

vol.20​「コーディネート上​手に​なりたい」

詳しくは​こちら

vol.19​「どう​飾る?​どう​置いてみる?」

詳しくは​こちら

森 百合子 mori yuriko


北欧5ヶ国で​取材を​重ね、​旅や​暮らし、​デザインの​情報を​中心に​発信。​著書に​『3日で​まわる​北欧』​(トゥーヴァージンズ)、​『北欧​おみや​げ手帖』​(主婦の​友社)、​『いろはに​北欧 わたしに​“ちょうど​いい”旅の​作り方』​(ダイヤモンド・ビッグ社)​ほか。​執筆活動に​加えて、​NHK Eテレ『趣味どきっ!』、​NHK 総合『世界は​ほしい​モノに​あふれてる』など​メディア出演や​講演を​通じて​北欧の​魅力を​伝えている。