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森さんちに、​おじゃましました​ “北欧” 経由、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアvol.16

はじめまして。​北欧の​旅や​暮らしの​情報を​発信している​森百合子と​申します。​北欧の​国々を​旅するようになって​15年ほどが​経ち、​わが​家には​布や​食器など​北欧モノが​増え、​旅先では​部屋づくりや​暮らしに​役立つヒントにも​たくさん​出会いました。​これから​月に​1回ほどの​ペースで、​わが​家で​取り入れている​北欧経由の​暮らしの​アイデアを​ご紹介していきたいと​思います。​どうぞよろしく​お願い​いたします。

よい​「白」を​選ぶ

私は​カラフルな​色づかいや、​柄ものが​大好きです。​北欧の​デザインや​インテリアに​惹かれるのも、​大胆な​色や​柄づかいに​魅せられている​ところが​大きいです。​食器でも​服でも、​つい​柄物や​カラフルな​アイテムを​選んでしまうのですが、​最近​やっと​白の​偉大さに​気づきました。​色や​柄好きこそ、​白を​上手に​取り入れる​べきだな、と。​ 柄オン柄、​色&色の​組み合わせも​素敵ですが、​さじ加減を​間違えると、​お互いの​良さを​打ち消し合ってしまいます。​服の​コーディネートとも​通じますが、​白や​黒など​モノトーンカラーと​合わせれば​まとめやすく、​主役と​なる​色や​柄が​引き立ちます。​ わが​家の​リノベーションでも、​白選びが​肝となりました。​例えば​キッチンの​タイル。​リノベーションの​際に、​青い​葉っぱ柄の​壁紙​(『ベルサ』の​名前で​有名な、​もとは​食器に​使われた​デザインです)を​一面に​貼る​ことに​したのですが、​この​柄を​際立たせるには​やっぱり​タイルは​白!……と​決めた​ものの、​カタログや​ショールームで​タイルだけを​見ていると​「カラータイルも​可愛いな​あ~」と​気持ちが​ふらふら。​白でしょ白、と​雑念を​振り払っていざ選ぼうとしたら、​これが​なかなか​難しい。​マットな​白も​あれば​光沢の​ある​白も​あり、​色味も​アイボリーのような​暖かみの​ある​白も​あれば、​青みが​かった​白、​純白とさまざま。​「白は​無難で​簡単」と​どこかで​思っていましたが、​いやいや​白こそ難しい!と​思い知りました。​照明や​キッチンフードも​白で​統一したのですが、​できあがった​キッチンを​見てつく​づく​白に​して​よかった、​いい​白を​選べて​よかった!と​思います。​ 

色とりどりの​クッションを​並べた​ソファ代わりの​腰掛けスペース。​ここは、​北欧で​見つけた​テキスタイルなどを​中心に​色や柄を​組み合わせて​遊ぶ場所にしようと​思い、​もともと​腰掛けカバーも​柄の​ある​テキスタイルに​していたのですが、​クッションが​増えていく​に​つれ、​さすがに​トゥーマッチな​状態に。​白い​ブランケットを​かけて​白の​面積を​広げたら、​収まりが​よくなりました。

リビングや​アトリエの​壁色も​白なのですが、​部屋ごとに​塗材や​漆喰、​壁紙と​仕上げを​変えた​ため、​少しずつ白の​表情が​異なります。​グレーや​黄みが​入った​白には​ヴィンテージの​家具など​深い​色味の​アイテムが​合うとか、​マリメッコなど​鮮やかな​色に​合わせるなら​ニュートラルで​明るめの​クリアな​白が​いいんだな、​などなど白の​使い方が​少しずつわかってきました。

そして​器選びでも、​白を​手に​取るようになりました。​陶磁器も​白の​トーンが​さまざまです。​花瓶代わりに​使っている​白い​ピッチャーや​ヴィンテージの​魚型プレートは​形が​個性的ですが、​白なので​とても​使いやすい。​カラフルな​テーブルクロスに​白い​器を​合わせると、​スキが​できていいな​あと​今さらながらに​白の​魅力に​目覚めています。​ 無難な​色と​思われが​ちな白ですが、​なかなか​どうして​奥深い。​お気に​入りの​白を​見つけられたら、​色や柄を​楽しむための​引き出しが​また​増える​気が​します。

バックナンバー

森さんが​教えてくださった、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアは​他にも​たくさん!

vol.15​「ワードローブの​お守り」

詳しくは​こちら

vol.14​「部屋に​トレンドは​必要?」

詳しくは​こちら

vol.13​「北欧から​和に​つながる」

詳しくは​こちら

vol.12​「ハンパな​ものの​存在感」

詳しくは​こちら

vol.11​「カーテンとの​付き合い方」

詳しくは​こちら

森 百合子 mori yuriko


北欧5ヶ国で​取材を​重ね、​旅や​暮らし、​デザインの​情報を​中心に​発信。​著書に​『3日で​まわる​北欧』​(トゥーヴァージンズ)、​『北欧​おみや​げ手帖』​(主婦の​友社)、​『いろはに​北欧 わたしに​“ちょうど​いい”旅の​作り方』​(ダイヤモンド・ビッグ社)​ほか。​執筆活動に​加えて、​NHK Eテレ『趣味どきっ!』、​NHK 総合『世界は​ほしい​モノに​あふれてる』など​メディア出演や​講演を​通じて​北欧の​魅力を​伝えている。