1610年から続く歴史を誇るマルヌの名門ファレ・ダール。植物の赤色色素を意味する「アントシアン」の名を冠したこのロゼは、若き後継者2人が挑むセニエ法による意欲作です。樹齢50年を超える古木のピノ・ムニエを主体に、果皮とともに短時間マセラシオンすることで、ブドウ由来の色調と風味を自然に引き出しています。60ヶ月に及ぶ長期熟成を経て仕上げられ、良年にのみわずか千本前後が生産される希少な一本です。
野生のベリーやブラッドオレンジを思わせる、みずみずしくもほろ苦い果実味に、サフランのようなスパイスが繊細に重なります。セニエ法ならではの深みとエキス感を備えながらも、全体はしなやかで洗練された印象。ジューシーさと複雑さが美しく調和した、個性際立つロゼ・シャンパーニュです。
【産地】
シャンパーニュ