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森さんちに、​おじゃましました​ “北欧” 経由、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアvol.29

はじめまして。​北欧の​旅や​暮らしの​情報を​発信している​森百合子と​申します。​北欧の​国々を​旅するようになって​15年ほどが​経ち、​わが​家には​布や​食器など​北欧モノが​増え、​旅先では​部屋づくりや​暮らしに​役立つヒントにも​たくさん​出会いました。​これから​月に​1回ほどの​ペースで、​わが​家で​取り入れている​北欧経由の​暮らしの​アイデアを​ご紹介していきたいと​思います。​どうぞよろしく​お願い​いたします。

組み合わせると、​もっと​いい​色

見てください、​この​組み合わせ。​色とりどりの​花が​出てきて、​花屋さんで​選ぶの​も​楽しい​この​時期。​くりっとした​愛らしい​黄色の​ラナンキュラスに​目を​奪われました。​さて​どの​花瓶に​活けようかと​迷う​時間も​楽しいのですが、​青いしましまに​収まりました。​ 

青と​黄色の​組み合わせが、​好きです。​青と​黄色と​いえば​スウェーデンの​国旗色。​「だから​好きなんですか?」と​聞かれる​こともあるのですが、​青や​水色は​子どもの​頃から​好きだった色。​一方の​黄色は、​それ単体では​選ばなかった​色です。​今でも​黄色は​時に​躊躇する​色なのですが、​青と​合わせるとお互いが​引き立つ!​そう​気づいてからは、​積極的に​楽しむようになりました。​そんな​わけで、​わが​家には​青と​黄色の​組み合わせが​あちこちに​あります。

ミモザも​見つけると​買いたくなる花。​青い​ガラス器や​青系の​花と​合わせるのが​定番です。​以前の​記事で​「花瓶を​花の​色に​合わせるとまと​まりやすい」と​書いた​ことがあります。​「ピンクや​ベージュ、​パープル系なら​淡い​ピンク色の​花器、​青系なら​青い​ガラス器に」などなど。​では、​黄色の​花は​黄色い​花瓶……とは​なりませんでした。​黄色の​花は​もっぱら​青系の​花器に​合わせるのが​お気に​入りです。

器も​紺色や​水色を​選ぶことが​多く、​黄色は​以前だったら​選ばなかった色。​でも​青の​なかに​黄色を​少し​交ぜると、​差し色に​なってとっても​可愛いんですよね。

そして​キッチンにも、​青と​黄色の​組み合わせ。​この​黄色い棚は、​キッチンを​リノベーションする​前から​使っていた​もので、​リノベ前の​テラコッタ調の​タイルを​使った​キッチンの​中では​だいぶ浮いて​いたんです。​なぜテラコッタ調の​タイルにも​関わらず青☓黄色で​棚を​作ってしまったかと​いえば……​ただただ若気の​至りです。​「青と​黄色の​棚なんて、​ぜったい​可愛い!」と、​使う​場所との​相性を​よく​考えずに​作っちゃったんです。​今の​キッチンに​なって、​スウェーデンから​やってきた​青い​葉柄の​壁紙との​相性も​ばっちりで、​ようやく​居場所を​見つけた​感じです。

青と​黄色と​いえば、​フィンランドの​映画監督アキ・カウリスマキの​代表作の​ひとつ『浮雲』には​青と​黄色の​モチーフが​繰り返し出てきます。​少し​色褪せたような​淡い​レモンイエローの​キャビネットと​青の​組み合わせが​それは​それは​素敵で、​私に​とって​理想的な​青と​黄色の​使い手と​いえば​カウリスマキなのです。​最近は​配信でも​手軽に​見られるようになった​カウリスマキ作品は、​インテリア好きにも​おすすめです。

色の​組み合わせって、​本当に​試行錯誤の​連続です。​単体で​見ると​可愛いけれど、​合わせるのが​難しい​色も​あれば、​別の​色と​合わせたらが​ぜん素敵に​見える​色も​ある。​何しろ器でも​花でも​テキスタイルでも​洋服でも、​私は​色を​取り入れるのが​好きなので、​失敗も​多々。​それでも​色合わせの​楽しさは​やめられません​(キッチン棚など、​大物で​失敗すると​落ち込むこともありますけれどね……!)。​花だったら​手軽に​挑戦できるので、​花の​種類が​増える​この​時期は​色合わせも​積極的に​楽しんでいます。​オレンジ系に​グリーンとか、​派手な​ピンクに​地味めの​水色な​どなど、​服や​インテリアではなかなかできない​組み合わせも​楽しい​もの。​みなさんも、​お気に​入りの​色合わせは​ありますか?

さて​最後に​お知らせです。​新刊『日本で​楽しむ​ わたしの​北欧365日』が​発売と​なりました!​1日1ページ、​写真と​エッセイで​北欧を​楽しむ365日を​紹介する​一冊です。​今回ご紹介したような、​色を​合わせる​コーディネートや、​季節の​彩りの​楽しみ方も​ご紹介しています。

『日本で​楽しむ​ わたしの​北欧365日』森 百合子 著​(パイ インターナショナル刊)

表紙の​写真に​写っている​テキスタイルも、​帯や​文字色も​青と​黄色の​組み合わせでしたね。​新生活が​はじまる​この​時期に、​北欧経由の​日々を​楽しむ​暮らしの​ヒントを​お楽しみいただけたら​嬉しいです。

カラフルな​アイテムが​揃います!

3階リタズダイアリー

松屋銀座の​レディースセレクトショップには、​色の​組み合わせを​楽しめる​アイテムが​並んでいます。​森さんが​お好きな​青と​黄色の​配色が​春気分を​盛り立ててくれる​ワンピースも。​お花の​コーディネートで​好きな​組み合わせが​見えてきたら、​ぜひファッションでも​楽しんで​みてください。

バックナンバー

森さんが​教えてくださった、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアは​他にも​たくさん!

vol.28​「桜と​北欧」

詳しくは​こちら

vol.27​「ちょうど​いいを​探す」

詳しくは​こちら

vol.26​「素敵な​ベンチ要員」

詳しくは​こちら

vol.25​「冬の​おもてなしの​コツ」

詳しくは​こちら

vol.24​「繰り返しの​法則」

詳しくは​こちら

森 百合子 mori yuriko


北欧5ヶ国で​取材を​重ね、​旅や​暮らし、​デザインの​情報を​中心に​発信。​著書に​『3日で​まわる​北欧』​(トゥーヴァージンズ)、​『北欧​おみや​げ手帖』​(主婦の​友社)、​『いろはに​北欧 わたしに​“ちょうど​いい”旅の​作り方』​(ダイヤモンド・ビッグ社)​ほか。​執筆活動に​加えて、​NHK Eテレ『趣味どきっ!』、​NHK 総合『世界は​ほしい​モノに​あふれてる』など​メディア出演や​講演を​通じて​北欧の​魅力を​伝えている。