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森さんちに、​おじゃましました​ “北欧” 経由、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアvol.30

はじめまして。​北欧の​旅や​暮らしの​情報を​発信している​森百合子と​申します。​北欧の​国々を​旅するようになって​15年ほどが​経ち、​わが​家には​布や​食器など​北欧モノが​増え、​旅先では​部屋づくりや​暮らしに​役立つヒントにも​たくさん​出会いました。​これから​月に​1回ほどの​ペースで、​わが​家で​取り入れている​北欧経由の​暮らしの​アイデアを​ご紹介していきたいと​思います。​どうぞよろしく​お願い​いたします。

朝ごはんの​プレート

わが​家では、​朝食に​パンを​食べる​ことが​多いです。​普段は​大抵、​食パンで​卵サンドか、​バゲットに​オムレツなど、​パンと​卵の​組み合わせ。​前の​晩の​残り物を​適当に​挟んで​サンドイッチに​する​こともあります。​たまに、​ずっしりと​した​ライ麦パンや​酢漬けの​ニシンなどを​手に​入れると、​北欧スタイルで​オープンサンドに​していただく​ことも。​ちなみに​酢漬けニシンも​卵と​合わせて​食べる​ことが​多く、ゆで​卵や​スクランブルエッグに​して​一緒に​食べるとおいしいんですよ!​

それに​しても​人は​なぜ​「朝食」に​惹かれるのでしょうね。​向田邦子さんの​『海苔と​卵と​朝めし』、​米原万里さんの​『旅行者の​朝食』など​作家たちの​朝ごはんエッセイを​はじめ、​「世界の​朝ごはん」や​「みんなの​朝ごはん」と​いった​各地、​各家庭の​朝ごはんを​紹介する​本や​番組まで、​見回せば​朝ごはんに​まつわる​ストーリーは​たくさん。​カフェで​「モーニングメニュー」と​見れば​心惹かれますし、​一日を​通して​朝ごはんを​出す、​なんてお店も​ありますよね。

日本の​朝ごはんと​いえば、​白い​ごはんと​焼き鮭と​海苔と卵。​今の​時代、​実際には​そういう​朝食を​食べている​人は​限られている​気が​しますが、​そうした​誰もが​ぱっと​思いつく​型が​ある。​いつもと​同じ​メニューで、​変わらない​ルーティンであるから​こそ、​その​土地の​文化や​家庭の​風景が​見える​気が​して、​旅情を​そそり郷愁を​誘うのかもしれません。

北欧を​旅する​時も、​朝ごはんが​楽しみです。​デンマークで​よく​お世話に​なる​友人の​家では、​平日の​朝は​パンと​チーズ。​あとは​ヨーグルトと​ジュース、​コーヒー。​卵料理を​作るのは​休みの​日だけ、​ヨーグルトには​「健康に​いいから」と​蜂蜜を​入れるのが​友人流。

そう​いえば​初めて​デンマークを​旅した​時に、てっきりホテルの​朝食には​デニッシュや​ライ麦パンが​並んでいるのだろうと​思っていたのですが、​朝食用には​小麦の​パンが​好まれると​知って​驚いた​こともありました。

友人の​家の​朝食から​ヒントを​得て、​我が​家で​真似ているのは​朝食の​お皿の​サイズ。​直径18センチほど、​やや​こぶりで、​もともとは​ケーキ用と​される​サイズです。​あ、​この​くらいの​サイズ感が​ふだんの​朝食には​ちょうど​いいなと、​それが​しっくりきたのです。​大きすぎないからか、​準備を​するのも​片付ける​気持ちも、​ちょっとだけラク。

休日の​朝や​時間に​余裕の​ある​時には​パンケーキを​焼いたり、​細切りのじゃが​いもに​卵を​落としたり、​ちょっと​手間を​かけますが、​そうした​料理を​のせるのは​普段よりも​ひと​回り​大きめの​プレート。​気持ちの​余裕が、​そのまま​お皿の​大きさに​反映されている​みたいですね。​ちなみに​この​青い​花が​描かれた​お皿は、​フィンランド語で​「朝」と​名付けられた​柄。​休みの​日は​限りなく​昼に​近い​時間に​使うことが​多いのですが、​それでも​やっぱり​これは​朝ごはんの​プレートなんです。

毎朝きちんと​同じ​メニューを​用意して​清々しく​一日を​スタート、とは​いかなくとも​朝の​プレートで​ごはんを​食べる​ことができれば、​一日の​始まりと​しては​良し。​新生活の​はじまりや​季節の​変わり目に​ついていけない……と​気持ちが​焦る​時や、​バタバタが​続いて​普段どおりが​崩れが​ちな​時こそ、​そんな​風に​思って​乗り​切っています。

ワンプレートに​和食器も。

7階和食器

個性的な​和食器を​朝の​お供に​するのも​おすすめです。​ 森さんが​愛用されている​直径18cmの​お皿を​お探しの​方は​6寸を。​ 和食派の​方も​ぜひ。

バックナンバー

森さんが​教えてくださった、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアは​他にも​たくさん!

vol.29​「組み合わせると、​もっと​いい色」

詳しくは​こちら

vol.28​「桜と​北欧」

詳しくは​こちら

vol.27​「ちょうど​いいを​探す」

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vol.26​「素敵な​ベンチ要員」

詳しくは​こちら

vol.25​「冬の​おもてなしの​コツ」

詳しくは​こちら

森 百合子 mori yuriko


北欧5ヶ国で​取材を​重ね、​旅や​暮らし、​デザインの​情報を​中心に​発信。​著書に​『3日で​まわる​北欧』​(トゥーヴァージンズ)、​『北欧​おみや​げ手帖』​(主婦の​友社)、​『いろはに​北欧 わたしに​“ちょうど​いい”旅の​作り方』​(ダイヤモンド・ビッグ社)​ほか。​執筆活動に​加えて、​NHK Eテレ『趣味どきっ!』、​NHK 総合『世界は​ほしい​モノに​あふれてる』など​メディア出演や​講演を​通じて​北欧の​魅力を​伝えている。