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森さんちに、​おじゃましました​ “北欧” 経由、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアvol.7

はじめまして。​北欧の​旅や​暮らしの​情報を​発信している​森百合子と​申します。​北欧の​国々を​旅するようになって​15年ほどが​経ち、​わが​家には​布や​食器など​北欧モノが​増え、​旅先では​部屋づくりや​暮らしに​役立つヒントにも​たくさん​出会いました。​これから​月に​1回ほどの​ペースで、​わが​家で​取り入れている​北欧経由の​暮らしの​アイデアを​ご紹介していきたいと​思います。​どうぞよろしく​お願い​いたします。

休み上手に​なる​ために

北欧の​友人たちと​交流していて​思うのは、​リフレッシュを​したり、​休みを​とるのが​上手だな​あと​いう​こと。​夏休みは​連続して​一ヶ​月ほど​取るのが​当たり前。​日が​長くなり、​外で​過ごすのが​気持ちよい​初夏から​夏に​かけては、​北欧の​人々に​とって​一年でもっとも​心躍る​季節です。​この​時期に​休みを​取らないで​どうする!とばかりに、​しっかりと​休暇の​予定を​組み、​その​休暇を​目標に​して​仕事を​がんばるのだとか。

一日の​なかでも​仕事を​したり忙しく​過ごす中で​コーヒータイムを​設けたりと、​頭を​切り替えて​リラックスするのが​うまいと​思います。​スウェーデンには​コーヒータイムを​指すフィーカと​いう​習慣が​あるのですが、​フィーカの​時間は​会社にも​あります。​例えば​午前10時と​午後​3時など​時間が​決められている​ことも​多く、​以前、​取材で​訪ねた​オフィスでは​午後3時に​なると​鐘が​なり、​奥の​作業室から​ぞろぞろと​社員達が​出てきて、​キッチンや​休憩室で​コーヒーを​片手に​おしゃべりを​していました。​こうやってみんなで​一斉に​休むのか!と​驚きましたが、​忙しいと​つい​休憩を​後回しに​して​手を​動かし続けてしまいがち。​鐘が​なったらとにかく​手を​止めて​「とりあえず​コーヒー」と​いうのは、​なかなか​いい​仕組みだなと​思いました。​思えば​これまで​訪れた​北欧の​会社には、​それぞれフィーカしやすい​コーナーが​きちんと​作ってありましたね。

フィーカは​ただコーヒーを​飲む時間と​いう​よりは、​コーヒーを​飲みながら​友人や​仲間とおしゃべりを​して、​ひと​息つく​時間なのです。​スウェーデン以外の​北欧の​国でも​こうした​コーヒータイムは​暮らしに​かかせない​ものとされています。

北欧で​コーヒーの​おともと​いえば​菓子パンです。​定番の​おやつは​シナモンロール。​フィンランドを​舞台に​した​映画『かもめ食堂』で​日本でも​一躍知られるようになりましたよね。​デンマークなら​デニッシュ、​アイスランドなら​ドーナツ、​ノルウェーは​スコールブローと​呼ばれる​菓子パンや​ワッフルなど​各国それぞれに​愛される​味が​あるんです。​カフェに​行くと​ケーキも​もちろん​あるのですが、​菓子パンの​存在感が​とっても​大きい!​また​スウェーデンでは​伝統的な​クッキーも​根強い​人気が​あります。

カフェで​飲むものと​いえば​ブラックコーヒーが​定番でしたが、​最近は​カプチーノや​カフェラテなど​エスプレッソ系ドリンクや、​コーヒーに​くわえて​紅茶やルイボスティーなども​人気です。​昔ながらの​カフェでは​ブラックコーヒーを​注文すると、​コーヒーポットから​自分で​注ぐセルフサービスの​スタイルが​多く、​お代わりも​自由に​できます。​この​気軽さが、​旅を​していても​「ちょっと​コーヒーでも​飲んでいこうかな」と​いう​気に​させてくれます。

私も​今では​すっかり​フィーカを​する​習慣が​身に​つきました。​シナモンロールを​焼く​こともありますが、​買ってきた​クッキーや​おせんべいで​済ませる​ことも​多いです。​北欧には​素敵な​カップや​ポットなど​コーヒータイムに​まつわる​道具が​たくさん​あって、​お気に​入りの​器に​触れるのも​気分転換に​なりますね。​そして​忙しい​時も、​やりきれない​時も​「とりあえず、​ひと息」。​この​習慣は​思っている以上に​心を​穏やかに​保ってくれる​ものだなと​実感しています。​最近は​これまた​北欧の​友人の​真似ですが、​テラスでも​コーヒータイムを​楽しみます。​お日さまが​大好きな​北欧の​人々は、​この​時期、​庭や​ベランダに​テーブルを​出して​ひと​息つく​人も​多いのです。​ まずは​一日​単位で​休み上手に​なって、​そのうち長ーい​夏休みも​当たり前のように​取れるようになりたいですよね​(これは​なかなか​ハードルが​高いのですが!)。

休み上手に​なる​ための​ “お手伝い”

松屋銀座で​お手伝いが​できそうな​ショップを​ご紹介いたします。

地下1階ルスルス

さくっと​クッキーは​いかがでしょう。​〈ルスルス〉には​可愛いかたちの​クッキーが​勢揃い。​スイートな​味わいは​もちろん、​コーヒーとの​相性も​抜群。​休憩時間が​より​楽しくなるはずです。

地下1階アンフィニ

素材に​こだわった​生菓子も​おすすめ。​〈アンフィニ〉は、​シェフみずから​産地を​訪れ、​厳選した​食材を​使用した​スイーツが​勢揃い。​ベルガモットを​使用した​チーズケーキは​食べやすい​サイズ感です。

バックナンバー

森さんが​教えてくださった、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアは​他にも​たくさん!

vol.6​「こまごまと​した​可愛い​物たちを​飾る​ヒント」

詳しくは​こちら

vol.5​「キッチンを​楽しく」

詳しくは​こちら

vol.4​「部屋に​花を​飾るのが​楽しくなった​きっかけは」

詳しくは​こちら

vol.3​「壁を​飾る​アイデア」

詳しくは​こちら

vol.2​「部屋の​心地よさを、​灯りから​考える」

詳しくは​こちら

森 百合子 mori yuriko


北欧5ヶ国で​取材を​重ね、​旅や​暮らし、​デザインの​情報を​中心に​発信。​著書に​『3日で​まわる​北欧』​(トゥーヴァージンズ)、​『北欧​おみや​げ手帖』​(主婦の​友社)、​『いろはに​北欧 わたしに​“ちょうど​いい”旅の​作り方』​(ダイヤモンド・ビッグ社)​ほか。​執筆活動に​加えて、​NHK Eテレ『趣味どきっ!』、​NHK 総合『世界は​ほしい​モノに​あふれてる』など​メディア出演や​講演を​通じて​北欧の​魅力を​伝えている。