メインコンテンツへ

その​他|その​他

森さんちに、​おじゃましました​ “北欧” 経由、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアvol.2

はじめまして。​北欧の​旅や​暮らしの​情報を​発信している​森百合子と​申します。​北欧の​国々を​旅するようになって​15年ほどが​経ち、​わが​家には​布や​食器など​北欧モノが​増え、​旅先では​部屋づくりや​暮らしに​役立つヒントにも​たくさん​出会いました。​これから​月に​1回ほどの​ペースで、​わが​家で​取り入れている​北欧経由の​暮らしの​アイデアを​ご紹介していきたいと​思います。​どうぞよろしく​お願い​いたします。

部屋の​心地よさを、​灯りから​考える

「北欧らしい​インテリアに​するには、​どう​したら​いいですか?」と​質問を​受ける​ことがあります。​私が​声を​大に​してお伝えしたいのは​「まずは​部屋の​中の​照明を​見直してみましょう!」と​いう​こと。​灯りこそ、​北欧インテリアの​命だと​私は​思っています。​  

北欧で​友人宅を​訪ねると、​部屋の​なかに​いくつもの​照明器具が​ある​ことに​驚きます。​食卓の​上には​ペンダントライト、​そして​部屋の​コーナーや​壁には​フロアライトや​壁面照明が​あり、​窓辺にも​キャンドルや​照明を​ともして、​明るさを​作り出しています。​天井の​大きな​照明ひとつで​部屋全体を​明るく​するのではなく、​小さな​灯りを​重ねているのです。​  

日本の​家の​明るさに​慣れている​目には、​最初は​薄暗いように​思えた​灯りも、​次第に​心地よく​感じるようになりました。​目に​まぶしくない、​やわらかな​光が​作り​出す​空間は​気分を​リラックスさせたり、​人との​距離感を​縮めてくれるような​効果が​あります。​もちろん仕事机を​はじめ読書や​作業を​する​場所には​デスクライトや​スポット照明などで​必要な​明るさを​確保しています。​目的に​合わせた​明るさが、​部屋を​心地よく​するのです。​

北欧を​旅するようになって、​わが​家には​さまざまな​灯りがともるようになりました。​テキスタイルを​使った​ランプシェードや、​泡のような​ユニークな​形の​照明など、​灯りが​ついていない​時にも​目を​楽しませてくれる​デザインも​あります。​また​ガラスや​紙など​シェードの​素材に​よって、​灯りの​表情が​変わるのも​面白いのです。​北欧に​行くと​時折デパートや​専門店を​歩いて、​ずらりと​並んださまざまな​タイプの​照明を​見ながら、​今度​取り​入れる​なら​どんな​形が​いいかな、とイメージを​膨らませたりします。​

いきなり北欧流は​難しくても、​例えば​ペンダント照明の​吊る​す高さを​すこし調整してみるだけでも、​食卓や​部屋の​印象が​変わります。​日本では​明るさを​重視し、​じゃまに​ならないようにと上の​方に​吊る​すことが​多いのですが、​すこし​低めに​吊るしてみるのが​おすすめです。​食事を​するのに​十分な​明るさと、​心地よさを​もたらす​明るさの​バランスを​見ながら、​ちょうど​いい​高さを​見つけると​部屋の​表情が​ぐっと​変わりますよ。​また​暗くなりがちな​部屋の​隅に​お気に​入りの​ライトを​置くと、​その​場所が​魅力的に​見えてきます。​照明器具に​合わせて​テキスタイルや​お気に​入りの​オブジェを​飾ってみたり、​インテリアの​楽しみ方に​また​広がりが​出てきます。

クリスマスに​向かう​今の​時期、​北欧の​家の​窓辺には​星型や​ツリー型の​照明が​並びます。​街中も​住宅街も、​どの​窓を​見ても​ひとつ​ひとつクリスマスの​灯りがともっていて、​最初は​びっくりしましたが​同時に​ワクワクしました。​わが​家で​この​時期、​窓辺に​吊るすのは​ハート型の​照明です。​デンマークの​レ・クリント社に​よる​プラスチックペーパーを​使った​照明で、​ふんわりと​した​明るさが​気に入っています。​この​ハートの​形は​デンマークの​クリスマスに​おなじみの​飾りで、​色紙で​作って​ツリーに​飾り付けたり、​テキスタイルの​モチーフで​描かれる​ことも​多い​伝統の​形。​窓辺に​これを​ともしていると、​ご近所の​方に​「いいわねえ!」と​声を​かけられる​ことも。​部屋の​外に​いる​人も​楽しませる​なんて、​ちょっと​誇らしい​気分でもあります。

北欧式の​灯りを​手軽に​取り入れる​なら​キャンドルも​おすすめです。​北欧には​素敵な​デザインの​キャンドルホルダーも​たくさん​あります。​クリスマス専用の​デザインも​ありますし、​キャンドルの​色を​赤く​するだけでも​クリスマス気分が​あがっていいですよね。​

北欧の​家庭では​クリスマスの​4週前から、​アドベントキャンドルに​火がともります。​4本の​キャンドルを​毎週​一本ずつともして​カウントダウンしていくのです。​今年の​クリスマス時期は​いつもより​おうちで​過ごす時間が​長いはず。​灯りの​力を​見直して、​心地よい​ひと​ときを​過ごしてみませんか?​

暮らしに​灯りを​取り入れる​“お手伝い”

松屋銀座で​お手伝いが​できそうな​ショップを​ご紹介いたします。

7階デザインコレクション

デザインコレクションの​商品は、​すべて​日本デザインコミッティーの​メンバーの​審美眼に​より​選び抜かれた​ものばかり。

バックナンバー

森さんが​教えてくださった、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアは​他にも​たくさん!

vol.5​「キッチンを​楽しく」

詳しくは​こちら

vol.4​「部屋に​花を​飾るのが​楽しくなった​きっかけは」

詳しくは​こちら

vol.3​「壁を​飾る​アイデア」

詳しくは​こちら

vol.2​「部屋の​心地よさを、​灯りから​考える」

詳しくは​こちら

vol.1​「暮らしに​色を​取り入れる」

詳しくは​こちら

森 百合子 mori yuriko


北欧5ヶ国で​取材を​重ね、​旅や​暮らし、​デザインの​情報を​中心に​発信。​著書に​『3日で​まわる​北欧』​(トゥーヴァージンズ)、​『北欧​おみや​げ手帖』​(主婦の​友社)、​『いろはに​北欧 わたしに​“ちょうど​いい”旅の​作り方』​(ダイヤモンド・ビッグ社)​ほか。​執筆活動に​加えて、​NHK Eテレ『趣味どきっ!』、​NHK 総合『世界は​ほしい​モノに​あふれてる』など​メディア出演や​講演を​通じて​北欧の​魅力を​伝えている。