メインコンテンツへ

その​他|その​他

森さんちに、​おじゃましました​ “北欧” 経由、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアvol.9

はじめまして。​北欧の​旅や​暮らしの​情報を​発信している​森百合子と​申します。​北欧の​国々を​旅するようになって​15年ほどが​経ち、​わが​家には​布や​食器など​北欧モノが​増え、​旅先では​部屋づくりや​暮らしに​役立つヒントにも​たくさん​出会いました。​これから​月に​1回ほどの​ペースで、​わが​家で​取り入れている​北欧経由の​暮らしの​アイデアを​ご紹介していきたいと​思います。​どうぞよろしく​お願い​いたします。

北欧の​夏の​レシピ

北欧料理と​いうと​オーブンを​使った​料理や​煮込みなど、​寒い​季節の​メニューが​思い浮かぶでしょうか。​今回は​北欧の​夏レシピを​ひとつ​ご紹介したいと​思います。​フィンランドの​夏の​スープ​「ケサケイット」です。

ケサは​フィンランド語で​夏、​ケイットが​スープの​意味。​えんどう​豆や​新じゃが​など北欧の​夏の​味を​たっぷりと​入れた、​クリーム仕立ての​冷たい​スープです。

北欧の​伝統的な​家庭料理は、​下ごしらえなど​手間が​かからない​簡単な​レシピも​多く、とくに​スープは​手軽に​できる​ものが​多いです。​北欧の​食を​取材し始めた​頃に、​フィンランドの​シェフから​聞いて​今も​よく​覚えている​言葉が​「北欧料理に、​失敗なし」。​思わず笑ってしまいましたが、​実際に​自分で​トライしてみて​確かに​これなら​失敗しにくい!と​感じる​ことは​多いのです。

ケサケイットの​作り方

【材料  約4人分】

グリーンピース 50gほど

玉ねぎ 小1個

じゃが​いも​ 中2個

にんじん 1/2本

ディルや​小口ねぎ​(​あればで​OK)​ 適宜

水 6​00ml

ブイヨン 1/2個

牛乳 100ml

生クリーム 100ml

砂糖 小さじ1

塩 適宜

小麦粉 大さじ1

1. お湯を​沸かして​ブイヨンを​入れ、​玉ねぎ、​じゃが​いも、にんじんを​さいの​目切りに​して​入れる。

2. 小さな​容器で​砂糖、​塩、​小麦粉を​混ぜ合わせ牛乳で​少しずつのばし、​鍋に​加える。

3. 生クリームと​グリーンピースを​加え、​塩で​味を​調整する。​食べる​時に、​刻んだ​ディルやねぎを​散らす。

どうでしょう、​なかなか​簡単ですよね?​ 乳製品が​豊富で​おいしい​北欧では​クリーム仕立ての​スープは​定番メニューなのですが、​この​ケサケイットは​ほんの​少し​砂糖と​小麦粉を​入れるのが​ポイント。​甘みととろみが​加わります。​フィンランドの​友人は​「子どもの​頃は​このとろみが​苦手だった」なんて​言っていましたが、​サマーハウスで​味わった​本場の​レシピでは​確かに​かなりとろみが​強めでした。​今回の​レシピでは​食べやすいように​小麦粉の​量を​少なめに​しています。

クリーム仕立ての​スープには、​ライ麦や​全粒粉の​パンが​よく​合います。​わが​家では、​スープだけ​作って、​あとは​パンを​用意するだけの​簡単な​おもてなしを​する​こともあります。​じゃが​いもや​豆類が​入った​スープは​お腹に​たまって、​これ一品だけでも​満足感が​あるのですよね。​スープに​入れる​野菜は​ある​もので​OK。​カリフラワーや​いんげん豆なども​あいますし、​えの​きや​エリンギなど​キノコ類を​入れても​おいしいです。​でも​夏の​スープらしさを​出すなら​グリーンピースは​外せません。

初めて​夏の​フィンランドへ​行った​時に​とても​印象に​残ったのが、​市場や​広場に​青々とした​豆の​屋台が​出ていた​こと。​日本の​グリーンピースに​あたる​えんどう​豆は、​北欧では​夏の​味なんですね。​そして​驚いたのが、​地元の​人達は​それを​買って​生のまま​食べてしまう​こと!さやを​割って​中の​豆だけを​ポリポリと​食べて、​皮は​そこらに​ポイッと​捨てていく​人も。​屋台近くの​地面に​豆の​皮が​散らばっていたのには笑ってしまいましたが、​これも​また​北欧の​夏の​風物詩と​言えるかもしれません。

デンマークの​友人宅に​滞在していた​時にも​「豆が​もう​並んでた!​初物よ!」と​嬉しそうに​友人が​持って​帰ってきたことがありました。​食卓に​置いた​瞬間、​その​場に​いた​家族みんなが​手を​出して​あっと​いう​間に​ひと山を​食べ尽くしてしまったのにも​驚きました。​いや​すごかったですね、​夏の​豆への​情熱と​いったら!

北欧の​家庭で​親しまれている​レシピを​もっと​知りたいと​思った​方は、​ぜひ拙著『北欧の​おもてなし』も​チェックしてみてください。​スープや​おやつなど​おいしくて​簡単な​北欧の​おうち​レシピを​ご紹介していますので、​ご覧いただけたら​嬉しいです。

『北欧の​おもてなし』森 百合子 著​(主婦の​友社)

北欧テイストの​お料理の​ “お手伝い”

松屋銀座で​お手伝いが​できそうな​ショップを​ご紹介いたします。

地下1階ブレッドストーリー

広島県の​自社農場で​採れた​ライ麦から​おこした​発酵種を​使用した​パンを​はじめとし、​素材に​こだわりを​持ってお作りしている​ブレッドショップ。​ライ麦や、​穀物を​使用した​パンは、​北欧グルメと​相性抜群です。

地下2階生鮮・グロッサリー

選り​すぐりの​アイテムが​集まる​生鮮食品売場。​北欧グルメレシピの​材料は​ここで​揃います。

バックナンバー

森さんが​教えてくださった、​暮らしを​楽しむ​「これで​いいんだ!」の​アイデアは​他にも​たくさん!

vol.8​「夏に​むけて、​部屋の​衣替え」

詳しくは​こちら

vol.7​「休み上手に​なる​ために」

詳しくは​こちら

vol.6​「こまごまと​した​可愛い​物たちを​飾る​ヒント」

詳しくは​こちら

vol.5​「キッチンを​楽しく」

詳しくは​こちら

vol.4​「部屋に​花を​飾るのが​楽しくなった​きっかけは」

詳しくは​こちら

森 百合子 mori yuriko


北欧5ヶ国で​取材を​重ね、​旅や​暮らし、​デザインの​情報を​中心に​発信。​著書に​『3日で​まわる​北欧』​(トゥーヴァージンズ)、​『北欧​おみや​げ手帖』​(主婦の​友社)、​『いろはに​北欧 わたしに​“ちょうど​いい”旅の​作り方』​(ダイヤモンド・ビッグ社)​ほか。​執筆活動に​加えて、​NHK Eテレ『趣味どきっ!』、​NHK 総合『世界は​ほしい​モノに​あふれてる』など​メディア出演や​講演を​通じて​北欧の​魅力を​伝えている。